30代~40代って住宅ローンとか教育費がかかりだす頃です。または既に進行形で支出が厳しくなってると思います。支出にメリハリつけて教育費をカバーしつつ、老後資金も意識する必要が出てくる難しい世代です。特に若い頃から貯蓄、投資など金融リテラシーをある程度身に着けていないと苦しい状況も予想されます
実際の40代の支出はどれぐらいなのか調べてみました
2人以上の世帯の消費支出は1ヵ月平均309,591円
地域別
出典:月々の生活費は平均していくらくらい?|公益財団法人 生命保険文化センター
※住居費は持ち家の費用を除きます
関東圏の支出が高いのはやむを得ないですね。大半の項目で支出トップとなっています。東京、23区などともなればさらに各支出費用は跳ね上がるでしょう。県別など細分化してみると面白いかもしれません
地域別項目別
- 食料費・・・関東が1位。単純に物価高?
- 住居費・・・持ち家比率が影響。沖縄が関東平均よりも1割以上
- 光熱・水道・・・北海道が1位、東北が2位。冬の暖房費に比例しています
- 交通・通信・・・四国が際立っています。理由は?
今回は年代別の分析がメインですので深堀しませんが費用の地域性もいろいろ見えてくるものがありそうです
年代別
本題の年代別です
出典:月々の生活費は平均していくらくらい?|公益財団法人 生命保険文化センター
世代別項目別
- 食料費・・・70代が1位。これは少々意外でしたが慎ましい生活になっていくのしょうか?基本的に世代による割合の変動は少な目です
- 住居費・・・世代あがるにつれ割合は減少します。持ち家比率が上がるため
- 教育費・・・やはり40代でピークを迎えます
世代別教育費支出割合
世代別の教育費支出割合だけ抽出しグラフ化しました
40代で支出割合のピークを迎え50代でも8%近い比率です。4年間数百万円~一千万円以上の可能性もある大学費用を負担するこの世代が想定通りに費用がかかります
20~30代の子供がまだ小さい間から教育費をしっかり貯めておく必要があります。学資保険、ジュニアNISAなどどれぞれのメリット、デメリットを理解したうえでしっかりと積立ていけば十分カバーできます
※住居費補足
住居費の支出額が平均で18.9千円に数値の異常と思った方もいるかもしれませんが
住居費とは、賃貸の家賃や地代と持家などの修繕費用です。したがって、家賃の発生しない持家の家計が多ければ家賃地代の減少につながります
つまり住宅ローンは家計調査年報の住居費には反映されません。次回はこのあたりを踏まえた情報でまとめたいと思います
支出動向まとめ
他人との比較ばかりしていても意味はありませんが、参考にはなります。 40代を迎えてこれから一番家計が厳しい時期への備えをしっかりしなければと再認識しました。
最近、家計管理以上に注力している投資関連の方のブログなどを見ていて痛感するのは皆、ストイックで堅実。そして浪費家はいません。私はストイックな投資家になれそうもありませんが、もう少し貯金、投資にまわす費用を増やしたいと思います。ほぼ丸1年、妻が育休だった昨年が12%なので、とりあえず
目標は20%です
頑張ります
40台の家計管理ブログ
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