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【家計の理想の支出割合】食、住、教の基本支出 ストレスなくベストバランスで貯蓄

前回記事は総務省「家計調査年報」の実績をもとに平均的な支出の割合を調べてみましたが、ある程度世間様の支出動向をつかめたものの、住居費の計上の仕方がどうもわかりにくく、また貯蓄投資などの費目はその他にまとめられていました

 

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そこで今回は理想の支出割合について調べてみました。住居費は何割が目安が?通信費、保険料など固定費を適切に削減しつつ各家庭にあわせ食費や教育費や娯楽費は適切な水準でストレスなく生活したいですね

理想の支出割合

この手の理想の支出割合だとか黄金の支出割合だとかというのはいろいろ情報はありますが当然、正解はありません。それぞれフィナンシャルプランナーなどが経験則的に算出しているだけですが目安にはなります

 

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出典:ムダをあぶり出す!収入と支出「理想の家計バランス表」 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online

 

当然ながら世代、単身か二人以上か、子供の有無・人数などにより、また前回の記事でも一目瞭然だったようにで居住地によっても理想の支出割合も変わってきます

我が家と同じような30~40代で子供がいる場合は表中の左から3,4番目が当てはまります

 

 

それぞれの項目について我が家の例も出しながら確認してみます

食、住、教の基本支出割合

  • 食料費:10~15%
  • 住居費:20~25%
  • 子供がいる場合の教育費:~10%
  • 貯蓄:10~20%

 

食料費

家族構成に大きく依存すると思いますが小学生二人の我が家は13.4%。日用品に食料品が混じっているはずなので実際はもう少し高め。高校生ぐらいのスポーツ男子がいると大変そうです。自炊で工夫したりして少しでも費用を抑えられるといいですね

外食は費用がかかるもののストレス発散になり後片付けも不要です。時には外でおいしいものを食べる事も必要ですね

 

住居費

都市部か地方か住む場所によって大きく異なるので一概に言えませんが、個人的は20%以下に抑えるべきと思っています。我が家の場合は持家住宅ローンですが2017年実績で12.1%に抑えています。賃貸にしろ持家住宅ローンにしろ毎月一定額の固定費となり修繕積立金や固定資産税もかかります。

生涯でお金のかかる上位の住居費をうまく抑えつつ生活の満足度を上げる工夫が必要です

基本はある程度頭金を貯めてからの購入ですが住宅ローン控除もあり、また賢く運用する方が得な場合もあります

 

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教育費

 現代の小学生は多忙です。習い頃などの費用割合は現在13.3%。子供の可能性などという言葉の元に聖域化されがちですが、しっかり見極めが必要です

 これらの費用を手当しながらも特に大学進学時に備えて計画的に貯蓄していく算段をたてます

 

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貯蓄目標の設定

下表の平均年収から手取りを80%とすると30代で約360万円、40代で430万円となります

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出典:平均年収ランキング2017(年齢別の平均年収) |転職ならDODA(デューダ)

 

貯蓄目標割合は約10%とするとおおよそ以下の額になります

  • 30代:年間30万円(月額2万5千円)
  • 40代:年間43万円(月額3万6千円)

※ボーナスある場合は均等割り

 

ちょうどつみたてNISAの年間上限額に近い金額ですね

投資未経験の方でもつみたてNISAなどから始めてみるのもいいかもしれません。もちろん上限いっぱい設定する必要はないので貯蓄2:投資1ぐらいの割合で月額1万円程度の投資でインデックス投信などを積立れば20年後にはで十分です

 

20代から投資経験を積んでおく

共働きだとさらに収入が上乗せされるわけですからその分をしっかり貯蓄し、生活防衛資金(これも環境によりますが月支出の6か月分程度が目安)を確保し余裕ができたら投資にお金を回す。できれば若いうちからコツコツつみたて投資をして経験を積んでいくのが後々役にも立つでしょう

 

理想の支出割合まとめ

理想の割合を再掲です

  • 食料費:10~15%
  • 住居費:20~25%
  • 子供がいる場合の教育費:~10%
  • 貯蓄:10~20%

各家庭環境も様々なら居住エリアによっても大きく変わるため、あくまでも目安ですが、特に子供の家がいる場合、将来の教育費用をしっかり意識して貯蓄したいですね

 

教育費の貯め方ついて

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ちなみに30代、40代の保有金融資産についてはこちら

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