米国ETFポートフォリオ公開
前回記事から少しずつ購入を進めポートフォリオを構築していっていますので約2ヶ月ぶりに米国ETFポートフォリオを公開します
ポーフォリオ構築基本方針
米国ETFポートフォリオ構築においては自分なりの運用方針に基づき銘柄を購入していっています
現時点の米国ETFポートフォリオです
とりあえず定点観測する為になるべく手数料が割高にならない範囲で構成したいETFをひとまず揃えることを優先した状況です。
本来ならVT:全世界株式ETFを20~30%程度と考えてましたがVTI:全米株式ETF、VWO:新興国株式ETFがある中でVTI+VEA(先進国北米除くETF)+VWOのお手製VTを構築したり、さらにバリュエーションが魅力的になりつつあるVGK:欧州株式ETFなども検討するとなるとVTの比率は少なくてもいいのではないかと思い始めています。それでも超長期にわたってはVTを積み増していくのがほったらかし投資には一番最適だと考えています
今後はどのようなルールで購入、リバランスするかは随時検討していきますが機械的に積み増しつつも割安と思えるETFを拾っていく予定です。ひとまず現時点の構成の過去のデータを参考に見てみます
ポートフォリオの過去のリターン
米国ETFポートフォリオを過去から組成したと想定した場合のデータです。毎回そうですがあくまでも過去のデータですから今後はどうなるかはわかりません
BLV:バンガード・米国長期債券ETFが2012年設定の為、それ以降のチャートになります。S&P500を下回る結果となっています。債券およびVWOも含む為、特にこの米国市場が好調なこの6年ではやむをえない結果です。米国のみの下落も考え難いですが割高な水準になってきている米国市場下落時に分散した効果が得られるのかポートフォリオのパフォーマンスがどうなるか見極めたいと思います
構成比率最適化検討
まだ途上のポートフォリオの為、最適な構成比率となっているわけではありません。どのようは割合が最適なのか見てみます
期間の問題もありそうですがQQQ、VHT、HDV、BLVだけという結果になってしまいました。あくまでも過去の株価のデータからシャープレシオのみ追求した場合の統計的手法の限界と言えそうです。株価の源泉である成長率やバリュエーション、分散なども考慮する必要があります。同系統で期待リターンを入力して最適化するツールもあるので期待リターンをどう捉えるかを考えたうえで試してみたいと思います
最適な組み合わせについてはグローバル:5、セクター:2、高配当:1、債券:1、グロース:0.5、日本株:0.5の割合に関しては幅をもたせつつ各領域で最適化を図っていきたいと思います
例えば先日の記事で検討したセクター戦略で検討した各領域単独での最適化です
同じ考えでVTIと債券ETF(BLV、TLTなど)などで最適化を検討してみようと思います
今後の米国ETFポートフォリオ計画
グローバル
VTをコア銘柄として定期的に追加購入しつつ、VTI、VWOをスポット追加、VGK:欧州株式ETFを新規追加を検討したいと思っています
セクター
今のままVHT、VDC、QQQの3種均等かシャープレシオ最適化および現在割安のVDCを追加検討します
高配当
HDVに加えVYM:バンガード高配当ETFを追加検討します
毎年NISA枠を埋め、NISA外では手数料を考慮し3000ドル以上を購入単位としながらコツコツ積み増していきたと思います
長期にわたってはこの米国ETFポートフォリオがメインでノーセルリバランスしていく予定です。ETF以外では米国大型グロース、日本の中型個別株も購入済みで中長期に保有を考えています。また報告したいと思います
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