10数年ぶりの米国個別株を購入しはじめています
当時は確固たる投資観もなくドットコムバブル崩壊後になんとなくIT系やハイテク株に投資してあまりうまくいきませんでしたが、今回は米国高配当株を物色中です
ここ最近は相場の過熱感が気になるのでディフェンシブなインフラ系に目が行きがちなのですが、そんな中で気になったナショナルグリッド(NGG)について調べてみました
投資中上級者の方やディフェシブ銘柄に興味はない人はここでさようなら(・・ノ
最後の投資家小ネタだけでも見て行ってくださいね
ナショナルグリッド(NGG)
イギリスおよび北米で事業展開しているイギリスの送電とガス事業事業者です
全然知りませんでした。そりゃ普通に日本だけで生活していたら知る機会ないですよね
手堅いインフラ系の企業だけあって売上、営業利益とも横ばいですが営業利益率が20~25%を堅持していて5~10%の日本の電力会社に比べて収益体質ですね。2011年から6年連続増配中で2018年1月時点で約5%の配当利回りになります
NGG長期チャート
(2018年1月25日現在)
出典:MSNマネー
株価としては中期的に40~80ドル台で推移していて16年以降は下落傾向にあります。16年度のガス事業の約60%権益を売却した事による64%もの減益の影響です。今後も事業売却の中期的な影響など注視していく必要がありそうです
S&P500と比較
S&P500と比較してみました。青がNGGです
2005年起点です。リーマンショック前は電力系らしからぬ、行って来いな値動きです。リーマンショック後はS&P500に追随してて右肩上がりで推移していましたが、ガス事業を売却した2016年を境に相反した値動きとなっています。高配当株とはいえ、この数年の高相場でこういった値動きだと順張り思考の人には向きませんね
ディフェンシブと言われるインフラ系銘柄でもリーマンショック時には半値以下まで落ち込んでいます。次のリセッション時の動きが気になるところです
米国配当税非課税
直接事業とは無関係ですが、ADR(米国預託証券)という性質上、米国配当税10%がひかれません
さらにNISA口座と組み合わせる事で日本配当税20.315%も非課税とすると配当金がそのまま頂ける事になります
ADR以外の個別株、ETFにおいては外国税額控除制度という制度がありますがNISA口座は対象外になりますので配当金目的としての投資先として非常に妙味がある銘柄です
サザンカンパニー(SO)と合わせて検討していきたい銘柄です
今日の投資小ネタ
【投資家2択】
— Key(ケイ)@家計フォワード (@kakeyforward) 2018年1月25日
・高配当インフラ系
・低脂肪ノンフライ系
参考にしたサイト
ナショナルグリッド【NGG】は安定の高配当、公益株。 - たぱぞうの米国株投資
いつも本当に参考になります。ありがとうございます