Key(ケイ)です。相場雑感です
S&P500、NASDAQに遅れる事、約1ヵ月。ダウ平均も1月の高値を更新しました
ジェレミー・シーゲル氏の著書「株式投資第4版」で紹介されている9月下落アノマリーに反してそれぞれ7~8か月の調整を経て高値更新となりました。
政治経済的には米中の関税の応酬による貿易戦争も全体像が見えてきた事もあり、予断は許さないもののマーケットには楽観ムードがあるようです。
ただし米国長期金利(10年国債利回り)が3月以来、6ヵ月振りに3%を超えてきたので多少の警戒は必要かもしれません。
ちょうど10年になるリーマンショック以降での最高金利は約3.8%。最近、シーゲル教授が米国市場の短期的な上昇を許容する発言をしたようですが、そこでも長期金利3.5%程度までは株価上昇を抑えるようなものではないという趣旨の発言をしています
ジェレミー・シーゲル:リスク・オンで小バブルへ – The Financial Pointer
やはり利上げが落ち着く2019~20年まではファンダメンタルズも良好な米国市場は安泰なのかもしれません。
その後のリセッションに向けた準備もしておきたいと思います
日経平均も夏枯れ相場の中22,000~23,000円のボックス圏をようやく上放れし、こちらも1月の高値更新を伺い勢いです。
最近になって久々に日本個別株を購入しました。大型高配当株と中型高配当株、成長株ですが購入タイミングを誤って絶賛含み損です。それもこの1週間でだいぶカバーできたのですが、日本個別株はどうしても値動きが気になってしまいます
米国ETFやつみたて投信、米国個別株はそれほど気にならないのに不思議です
売上、利益ともに毎年10%程度の上昇が見込め配当が3%後半の銘柄を選んだので短期の値動きを気にする必要はないのですけどね
一方、新興国は冴えない展開が続いています。
とは言え以前としてバリュエーションは魅力的な水準であり、基本、逆張り派の私としては仕込み場と認識しており、新興国ETF:VWOはもう少し追加購入したいと思案中です
資産形成のコアとしての世界分散投資は予定通りVTを適宜購入しつつ、VTI、VWOでバランスを取ります。ただし今年のNISA枠は使い切ったので総合口座での購入は購入手数料の関係から保留中です
その他の米国セクター戦略、高配当戦略も同様です。現状維持しつつ、こちらも来年のNISA枠で均等に購入を進める予定です。
全資産の10%程度で行う予定の日本個別株の追加とJ-REIT購入も検討していますが、こちらは手数料をさほど気にしなくてもいいので、銘柄を絞り込み購入を進めます
家族のつみたてNISAでの毎月の購入およびiDeCoの積立購入は完全放置です
シンプルな投資が一番と思いつつ、管理可能な範囲で色々手を出して行きます
VT一本ではやはりつまらないんですよね(笑)
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リーマンショックの回想記事です
米国株価の指標は高値圏を示していますが…