SBI証券で2018年3月10日にSBI証券で米国株式・ETF定期買付サービスが開始されました。活用に当たっては個別株は手数料の問題があり、NISA口座で買付手数料無料となるETFを検討中です
一般NISAだけでなくジュニアNISAも対象なのですが、こちらは長男の場合あと8年ほどしかなく、末っ子なら17年あるのでまた戦略が多少変わってきてどのETFを選択するか迷っています
米国ETFにこだわっているわけではないので楽天VT、楽天VTIという選択肢もありますが米国ETFから選択するのなら米国株関連の代表的な指数であるS&P500に連動するVOO:バンガード・S&P500ETFを候補にしてみたいと思います
今更VOOなんてもう十分知ってるよっていう中上級者の方はここでさようなら(・・ノ
最後の投資小ネタだけでも見て行ってくださいね
VOO:バンガード・S&P500ETF
米国株関連の代表的な指数であるS&P500に連動するバンガード S&P500ETFです。S&P500に連動するETFは他にもありますが大きな差はありません。
S&P500ETFに関するウォーレン・バフェットの名言があります
非常に低コストのS&P 500インデックスファンドに投資したら、同時期に投資を始める人の90%よりもうまくやれます
実際には一定期間に分散しての買付けも推奨していますが、長期にわたって保有すればかなりの確率でリターンを得ることができるというわけですね
経費率
S&P500に連動するVOOの魅力はなんといってもその経費率の安さです。その経費率はなんと0.04%
これは全ETFの中でも全米株式をほぼ網羅するVTI:バンガード・トータル・ストック・マーケットETFと並んで最低水準です
トータルリターン
そしてこの低経費率で以下のパフォーマンスを得られるのは魅力的です
情報はすべてバンガード社より
2017年12月までの2010年の設定以来のトータルリターンは年間15.4%。約7年で2.7倍になる計算です。リーマン後から数年に渡る株高の恩恵もあり高いリターンを記録しています。ただし、S&P自体がここ30年でも10倍になっている事を見てもバイ&ホールドで資産を築く事ができます
組み入れ銘柄上位
2017年12月時点での組み入れ銘柄上位は以下の通りです
いわゆるFANG銘柄(Nはないですが)が上位にきています。ほか上位も米国メジャーどころの銘柄群が名を連ねています。米国を代表する500銘柄のS&Pを指標とするので当然ですね
S&P500との比較
ベンチマークとなるS&P500との比較です
数値は拾っていませんので正確なところはわかりませんがトラッキングエラーはほぼありません。気持ちやや大き目に振れているようには見えますが、個人が気にするほどではないと思いまます。このVOOを購入する事で米国を代表する500社の株を丸ごと購入するがができます
VT、VTIとの比較
定番の全世界株式へ投資するVT、既出の全米株式へ投資するVTIとの比較です
米国株式ほぼ全体をカバーするVTI:バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(図中青色)と比較するとやや劣っています。VTIを選択する方が多少のリターンの上積みを期待できるという結果です
VOO検討まとめ
S&P500と全米株式の比較でS&P500が劣るなら買付はVTIがいいのかなと考えています
少なくともリーマンショック後のこの8年ほどの比較をする限りは上のチャートのようになり、同じ経費率ならばわずかとはいえリターンが期待できるETFを選択すべきです。
ただ実際には単純にリターンだけでなく配当利回りや他のパラメーターも絡んできますし、単純に好みの問題で組み合わせて購入するのもいいかもしれませ。
次回、比較の為のもう少し詳細なデータを拾って検討する事にします
投資小ネタ
【投資家あるある】
— Key(ケイ)@家計フォワード (@kakeyforward) 2018年3月14日
・VOOをブイオーオーと読むのかブーと読むのか悩んでるけど誰にも聞けない#米国ETF
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www.kakeyforward.com