楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
我が家でもつみたてNISAで積立設定している楽天VTI:楽天・全米株式インデックス・ファンドを改めてご紹介
世界経済の中心である全米の上場企業のほぼ100%にあたる約3,600銘柄にまとめて投資するVTI:バンガード・トータル・ストックETFをそのまま買い付ける楽天投信投資顧問の投資信託です
海外ETFであるVTIと違わざわざドルに両替する事なく日本円のままノーロード(手数料無料)で購入できる為、投資初心者の方でも比較的手間をかけず買付けする事ができます
長期資産成形に最適な楽天VTI:楽天・全米株式インデックス・ファンドについて信託報酬料、株価チャート、分配金について紹介していきます
全米株式約3,600銘柄に投資するVTI:バンガード・トータル・ストックETFをマザーファンドを通じて買い付ける投資信託が楽天VTI:楽天・全米株式インデックス・ファンドです
楽天投信投資顧問より
VTI:バンガード・トータル・ストックETFに関する記事はこちら
この楽天VTI:楽天・全米株式インデックス・ファンドを購入する事で世界経済の中心である米国市場全体に投資する事ができます。全米市場の過去の年間平均リターンは約6~7%程度と言われています。
このリターンが将来に渡って続く保証はありません。しかし米国自体が今後も人口増加が見込め経済成長が期待できます。
また、今後経済発展する新興国地域においても、その恩恵を受ける事ができる名だたるグローバル企業が名を連ねる米国市場はやはり将来的には右肩上がりを期待できます。
またiPhoneなどでスマートフォン市場をリードするアップル:APPLEや世界最大のネットショッピングサイトを展開するアマゾン:AMAZONなど革新的企業を次々生み出してきたその土壌も魅力的です
手数料・信託報酬・信託財産留保額
手数料、信託財産留保額:無料
信託報酬:年0.1696%(税込)
本家VTIは海外ETFであり基本的に購入、売却に対して売買手数料がかかるの対して、楽天VTI:楽天・全米株式インデックス・ファンドは購入手数料無料です。手数料を気にせず少額から購入できるのは魅力的です
信託報酬料もVTIの経費率0.04%と比較すると高いですが、国内インデックス投信としては十分低い価格設定です
但し、実質コストは0.311%となる事が判明しました。
最近の登場する低コストファンドの中ではやや見劣りすると言わざるをえませんが、2年目以降にも改めて確認する必要がありそうです
配当金・分配金
本家VTIでは約2%弱の分配金がありますが楽天VTI:楽天・全米株式インデックス・ファンドでは分配金はありません。
分配金が無いから損というわけでははなく内部的に配当を再投資する事で複利の効果を期待できます
ベンチマーク
買付対象であるVTIがベンチマークとするCRSP・USトータル・マーケット・インデックスの円換算ベースが対象となります
楽天VTIのチャートと純資産総額
2018年7月時点です
2017年10月の設定以来、順調に純資産総額は増加しています。
2018年1月にはじまったつみたてNISAの対象であり積立銘柄ランキングでも常に上位である事からも今後も順調に増えていくことが予想されます
基準価額は2018年2月の米国市場急落で1割ほど下落した事に加えて3月末の下落で一時設定価額を下回ったものの以降は順調に回復しています。
今後長く積立てしていく間には何年も投資金額を下回る可能性もある長期積立投資において、まだ設定自体1年にも満たない状況で株式100%投資信託の1割、2割の下落を気にすべきではありません。
ただし、2割程度の下落は長く積立て行く中で何度か起りうる事をしっかり認識しておく必要はありますが、そもそも積立投資はこのような一時的な値動きを気にする必要はありません
長期では右肩上がりの全米市場に投資する事において一時的な下落時に多く口数を購入できるのですから
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)の5つメリット
- この投信ひとつで世界経済の中心、全米株式全体に投資できる
- 為替手数料不要。ドルに両替する事なく日本円で購入可能
- ノーロード(手数料無料)で購入可能
- 国内投資信託のため定額、100円単位から積立できる
- つみたてNISA対象。年間40万円までの投資金額に対し利益が非課税
1.本家ETFのVTIと同じですが、2~5は 楽天VTI:楽天・全米株式インデックス・ファンド自体のメリットです。
よく全世界株式か全米株式という議論がなされますが、確かに常に米国が優位であったわけではありません。
しかしながら実際長期に渡っての年率リターンは5~7%の実績があり、今後も世界経済の中心である事はゆるぎない事実です。
2.日本円で買付可能為、為替手数料が発生しません。海外ETFであるVTI購入はドルで購入する必要がある為、どうしてもひと手間かかりかつ為替手数料が発生してしまいます。
外国信託を円建て購入のため、為替の影響をうけますが、為替ヘッジなしをどうとらえるかは難しいところです
3.同様に海外ETFであるVTI購入は大手ネット証券でも最低5ドルかかってしまう為、まとまった金額での買い付けでないと手数料負けしてしまいます(NISAであれば無料、キャッシュバックありなど)。
楽天VTI:楽天・全米株式インデックス・ファンドの場合はノーロード(手数料無料)で買付可能というのも大きなメリットです
4.一定額積立設定可能であるというのもETFと比較して大きなメリットです。
SBI証券ではETFの定期買付けサービスもはじまりましたが口数指定のみで一定額での積立投資はできません。
投資信託として0.1%台という信託報酬で100円単位から定額積立で購入できる事は長期にわたり積立投資するうえで大事な要素です
5.つみたてNISA対象ですので投資金額の範囲で買い付ければ売却益、配当金(楽天VTIはなし)非課税という恩恵も受けられます。
長期にわたって利益を積みあげる事ができた場合20%という株式売却益非課税というのは侮れません。
他にも国内投資信託ではS&P500やダウ連動の商品はありますが、楽天VTIのような全米株式タイプは今のところはなく、より分散できるというメリットがあります。
つみたてNISAの核となりうる商品です。
楽天VTI:楽天・全米株式インデックス・ファンドについての記事でした
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楽天・全米株式インデックス・ファンドを購入できるお勧め証券会社です
楽天VTIを買い付けているつみたてNISAの運用確認記事です
全米株式か全世界株式か