米国ETFポートフォリオを公開
さて2018年3月末時点の記事です
2月には米国、日本大幅下落でそれぞれ直近高値から10~15%値下がりしています。短期的には2番底を試すだけなのか、すでに下落基調となっているかはわかりません
今回これほどの急落が起こると思ってもみませんでしたが、時間をかけて上昇してきた株価が短期間で下落するのはよくある事です
これらを踏まえて資産成形にむけて構築中の米国ETFポートフォリオの現時点での構成で評価してみる事にしました
金融資産としては今回公開の米国ETF以外に米国グロース個別株を少々保有。楽天証券つみたてNISAで楽天VT、楽天VTIなどを積立中。他にも日本中小成長株投信、インド投信も保有していますが現金、保険など含めた資産全体を見直し中です
※継続的に見直ししています
米国ETFポートフォリオ
米国ETFという表現ですが米国市場上場のETFという意味で全世界に投資するVTなども含みます
構成ETF
2018年3月24日時点で組み入れしているETFです
現時点ではHDV:iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETFが一番多く、次いでBND、VTと続きます。構成割合については株式ETF6割、債券ETF4割です。
世界経済の長期的に右肩上がりなのは間違いないとしても数年レベルは株価が低迷したり、ちょっとしたきっかけで暴落したりする可能性もあるなか少しでもリスクを軽減したいという考えのもと、現時点では債券割合を高くする事が得策と判断しました
今後の構成検討
この割合をベストとしているわけでなく自分が納得できるように今後適宜購入を進めながら調整予定です。
HDVと多少役割はかぶるもののYVM:バンガード 米国高配当株式ETF。また新興国ETF、VWO:バンガード FTSE エマージング マーケッツETFなども組み入れ検討中です
またパフォーマンス追及として過去市場平均を上回ってきたセクターETFも検討しています
場合によってはSBI証券の米国ETF定期買付サービスを利用してみたいと思っています
組み入れ10年バックテスト
上記の構成でのバックテストです。VT100%との比較です
配当再投資という条件です
HDVの設定日が2011/03/29の為、リーマンショックを確認する事ができません
年間リターンでVTを3%下回るものの、最大ドローダウンは-6.35%と半分程度で済んでいます
2010年以降の右肩上がり、かつ2017年の例外とも言える米国株価の堅調差もあって単純に株式100%のVTの方が当然パフォーマンスで上回ります。VTIとの比較も言わずもがなです
リーマン級の下落を確認する為に、厳密性に欠けますがHDVをVYMに置き換えて再検証してみます
リターンとチャート
2008年12月からの結果になります
年間リターンは10.56%、VTは11.75%に1%ほど劣るものの、チャートでみると上昇時には追従せず下落もありません
株式市場が好調の時には置いていかれるものの長期ホールドであれば無関係です。
穏やかな右肩上がりのチャートをで落ち着いて見ていられそうです。どうしても株価が気になってしまうものですがこれならバイ&ホールドの実践が容易になると思います
ドローダウン
各年のドローダウンです基本的に標準偏差からも判断できるようにVTの半分程度の下落で済みますが黄色丸で囲んだリーマンショック時だけは例外で最大ドローダウン14.7%とVTよりも7%改善されていますがそれなりのダメージです。
実際のリーマンショック時はこれに加えて円高もあり、かなり苦しい状況だったはずです
配当金
そんなポートフォリオですが単純なVTだけの投資よりも高配当ETFを組み入れる事によってい配当金を多少ではありますが多く受領できるメリットがあります
米国ETFポートフォリオ公開まとめ
債券組み入れが4割あるとかなり落ち着いた動きになります。
実際にはここから株式ETFを追加していく予定です。HDVなど高配当のメリットを享受できるポートフォリオにできそうです。
これをベースにさらに自分にあったポートフォリオを構築していく予定です
最終的にはレイダリオ・オールウェザー戦略ポートフォリオが理想的かなと思うようになりました
今後も少しずつ見直していきます
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