伝説の投資家といえば、もうこの人しかいません。異論の余地はないでしょう
マイクロソフトのビル・ゲイツ・アマゾンのジェフ・ベゾス、フェイスブックのマイク・ザッカーバーグらIT系創業者ばかりの世界の長者番付の上位の中に唯一、投資家としてランクインしているまさに生ける伝説です
投資に興味のある人なら、いまさら説明不要のバフェットですが、そのバフェットが会長兼CEOを勤める会社がバークシャー・ハサウェイです
例によって投資中上級者の方はここでさようなら(・・ノ
最後の投資小ネタだけでも見ていってくださいね
バークシャー・ハサウェイ
バークシャー・ハサウェイの歴史
10数年前にバフェット本読んでいるのですが完全に記憶にありません。改めて簡単に歴史を調べてみました
- 19世紀末に綿紡績事業として創業
- 1960~70年にかけてバフェットが株を取得。大株主に
- 1985年には創業事業である毛織物事業の操業を停止
- 投資会社として現在にいたる
最初は紡績業なんですね。現在はバフェットと副会長のチャーリー・マンガーの二人を中心とした実質投資会社となっています。実態としては損保や鉄道会社などを100%子会社として持ち、その他多くの上場企業に投資しています
バークシャー・ハサウェイの投資先
代表的な投資先には以下の様な企業が並びます
- クラフトハインツ(KHC)・・・食品(ケチャップやチーズが有名)
- ウェルズファーゴ(WFC)・・・金融(アメリカで最も支店数が多い。日本人は馴染み薄)
- コカ・コーラ(KO)・・・飲料(言わずとしれた赤い悪魔的炭酸飲料)
- IBM・・・情報通信(かつのてITの巨人。現在は企業向けがメイン)
- アメリカンエクスプレス(AXP)・・・金融(カード)
ウェルズファーゴ以外は投資に興味が無い人でも聞いた事ある企業群ですね
20年の株価の歩み
1996年4月を基点としたチャートです
約23ドルだった株価は2018年1月現在217ドル。実に上昇率は960%を超えています。そのバークシャー・ハサウェイもリーマンショックには約半値まで下落していますが、そこからアメリカの好相場にも支えられて現在はかなりの高水準です
S&P500と比較
1996年4月を基点としたS&P500との比較チャートです
S&P500の3倍ものパフォーマンスです。これはもうひとつの超高成績なアクティブファンドと言っていい銘柄です。とりあえずもうBRK.B買っておけばOKなのでは?というすばらしいパフォーマンスです。投資信託やETFと違って維持費用がかからないのも魅力です
配当
このようなバークシャー・ハサウェイですが配当金にかかる税金がもったいないと考えるバフェットの方針により配当金を出していません。配当金再投資する投資信託のようなものと考えればよく、その恩恵として年率20パーセントといわれるリターンをたたき出しているのです
高配当銘柄とどちらかと選択となると、個人の投資スタイルの違いで判断ですね
リスク
やはりバフェットの存在そのものが大きすぎます。まもなく90歳を超える高齢のバフェットの健康問題がリスクといえばリスクです。しかしながらしっかりと後継者を育っているものと信じたいところです
まとめ
- 日本でいえばソフトバンクみたいな感じ(だいぶザックリ)
- 高配当銘柄とどちらかと選択となると投資スタイルの違い
- やっぱりバフェットすごい
本日の投資小ネタ
【長期投資に向かない人】
— Key(ケイ)@家計フォワード (@kakeyforward) 2018年1月21日
・来年、倍になる株を探している
・月曜日の株式市場が待ち遠しい
・ウォーレン・バフェットとボバ・フェットの区別がつかない#スターウォーズ
アイキャッチ画像のバフェット左肩付近、気づいた人いるかな・・・