太古の時代より装飾品としても富の象徴としても人類をひきつけてきた
金(きん)
バブル時代の1988年頃にふるさと創生事業という各市区町村に対し地域振興を目的として1億円を交付するという、まさにばら撒き政策がありましたが、その1億円で金塊を購入した自治体もあったと記憶しています（なんてバブリー）
と思っていたら1億円を保証金としてレンタルしていたそうです（淡路市）
投資家の間では投資対象とみなす事が多いと思いますが有事の金などといわれ株安など経済不況や地勢学リスクが増大してると気に買われる傾向にあります
アメリカを中心として株式相場が好調な現在ではどうなのでしょうか
金と経済
いろいろ調べてみると昨年9月の北朝鮮の核実験の時などの多少高騰する事はあるようですが有事の金というのは過去のもののようです
株式相場(経済)との相関性
一般的に不況下には現金(に換金)や現物資産が買われる傾向にあるようですが実際の比較情報を探してみました
出典元：有事の金、分散投資に金関連ファンドを使おう！ | トウシル
米国株式ファンド：赤と金関連ファンドを比較したグラフです
きれいな逆相関関係です
NYダウ・金倍率による株式トレンド
NYダウ・金倍率なんていうのもあって周期性もあるように書かれていますが、さすがに後付けのように思いますがどうなんでしょう
株式トレンド転換の合図？〜金価格と株価の歴史的な逆相関〜 | ZUU online
出典：200 Years of the Dow/Gold Ratio
大きく波はあるものの右肩上がり、つまり金と経済(ダウ)の相対的な価値はひろがりつつあるという事がみてとれます
基本的には中央の基準線に収斂する動きとなっています。チャートの右端が現時点なのか不明確ですが、過去のように基準線を上振れする動きを目指すのならまだしばらく経済=株価は上昇する余地はあるのかもしれません
ただ金との相関など関係なく経済は好景気、不景気を繰り返しながら右肩あがり(少なくともここ100年)になると思いますが
金自体の相場はどうなのでしょう
金相場
金の過去最高値は2011年9月の1923.7ドルをつけたあと2018年1月時点では1,300ドル付近で膠着してるようです
NY金（ゴールド）, 東京金ロングチャート | 国内商品先物 | 楽天証券
>金融市場がデリバティブ（金融派生商品）でどんどん複雑になり、近年の仮想通貨の登場など金融商品の価値をどのように見るべきなのか非常に難しくなっています
そんな中でも金利を生まない金に魅力はあるのでしょうか
まとめ
分散投資として株、債権、不動産などとあわせて金を購入する人もいるようです
ネット証券などでも純金積立などできる仕組みもありますが金関連のETFもあるので現物としての金はちょっとという人もETFなら手軽に購入できるかもしれませんね
アメリカにGLD：SPDRゴールド･シェアというETFがあり常に上位にランクインしています。
投資先としての金の価値はひとつ
腐らない
というとちょっとふざけた表現に思えますが、実際
金融商品や仮想通貨、いや人類が滅亡しても金が地上から無くなる事はないのです
目先のちっぽけの利益を忘れて金の永遠の輝きに投資するのも悪くないかもしれませんね
参考にしたサイト
「有事の金」投資、選択肢広がる ETFや純金積立など｜マネー研究所｜NIKKEI STYLE
GLDは世界で最も人気ある金ETF - たぱぞうの米国株投資
