資産運用方針まとめ
一口に投資と言っても株式や派生商品、為替やそれにレバレッジをきかせえたFXなどのペーパーアセットといわれる商品への投資の他、現物の金などへの投資。
太陽光発電投資や不動産投資もあります。
ただし不動産投資は単に投資というくくりではなく事業だと思っていますので個人的に手を出す余裕はなさそうです。
そのうち株式投資についてははネット証券の登場で昔に比べて少額からよくも悪くも気軽に始める事ができるようになりました
私自身、その頃から主に日本の個別小型株やグロース。米国株も比較的早い段階でつまみ食い程度に投資しました。
リーマンショック前からは日本を含め世界各国のアクティブ型投資信託などが中心でしたがここ数年はインデックス投信のスポット購入と積立投資。そして最近では米国ETFがメインになりつつあります
こんな感じで2000年より開始し紆余曲折を経てようやく自分にあった投資方法が少しわかってきた気がします。
まだまだ変遷すると思いますが少なくとも現時点の主に投資先に関する方針(方向性というべきか)をまとめてみたいと思います。ほぼ自分用メモです
シーゲル教授の「株式投資の未来」における推奨ポートフォリオがベースにあり基本的は同じです。
但し個別株は現在のところグロース株のみなので全てインデックスETFに置き換えて検討することになります
シーゲル教授の推奨ポートフォリオ
1)インデックス投資
米国30%
米国以外20%
2)個別投資
高配当戦略:10~15%
グローバル戦略:10~15%
セクター戦略:10~15%
バリュー戦略:10~15%
1)のインデックス投資を世界分散と置換え2)の個別投資では各戦略にっ合致したETFを採用していきます。
ただしグローバル戦略は世界分散に含め、バリュー戦略は現時点では採用していません(将来採用するかもしれません)
ここからはKEY流投資戦略です
世界分散
資産運用のコアは長くじっくりと再現性および確率の高い方法で資産を増やす事を目標とします。基本的に右肩上がりになる世界経済に投資するのが一番と考えます。
世界株式に幅広く分散する事でゆっくりでも確実に資産を増やしたいと思います。
VT:バンガード・トータル・ワールド・ストックETFが中心になります。つみたてNISAでは楽天全世界インデックス(楽天VTI)で積立てていきます
リスク資産の30%程度を割り当てるつもりです
米国投資
世界経済の中心はやはり米国です。
株主重視の配当性の高さも喧伝されますが、それ以上に革新的な企業を次々生み出す米国という市場はやはり魅力的です。
その米国市場の株式をほぼ網羅するVTI:バンガード・トータル・ストックETFが中心となります。こちらもつみたてNISAでは楽天全米株式インデックス(楽天VTI)で積立てていきます。
リスク資産の20%程度を目安に考えています。
但しここ1、2年ほど各種指標を見る限り、景気の過熱感もあり株価の上昇率は少し特殊な状況だと思います。近いうちにリセッションの可能性もあり米国といえども過去長い期間停滞した時期も当然ありますので注視していく必要があります
米国セクター戦略
余計な事をせずにS&P500に9割(残りは短期債券)に投資せよ
と言ったのはウォーレン・バフェットですが、やはり多く人がの標準的なベンチマークとされるS&P500を上回りたいと考えてしまうのではないでしょうか
ジェレミー・シーゲル教授の過去数十年以上の市場の調査の結果及びここ十数年のETFの過去のデータではS&P500を上回るリターンを得た業種セクターETFに投資していきます
但し景気や市場動向によるセクター循環も短中期的には考慮する必要がありそうです
- VHT:バンガード・ヘルスケアセクターETF
- QQQ:インベスコQQQ(NASDAQ100) ETF
- VDC:バンガード・米国生活費需品セクターETF
情報技術セクターはVGT:バンガード情報技術セクターETFを採用するとシンプルに管理できるのですが情報技術セクター再編の為、ハイテク企業を多く含むQQQで代用します。またVCR:一般消費財セクターETFも追加候補です。
またセクター戦略ではありませんが高配当ETFにも投資していきます
すでにHDV:シェアーズ コア 米国高配当株 ETF への投資済みですで高配当系としては重複しますがVYM:バンガード 米国高配当株式ETF も購入を検討しています。
同様に業種セクターETFでないですが過去の調査の中で米国小型株ETFのパフォーマンスも気になっています
リスク資産の15%程度を目安とします
新興国
2004年ごろから時折新興国投信などにも投資してきました。やはり新興国市場の経済成長は魅力です。ただしその成長の果実をもぎ取るのが新興国企業とは限らず米国などのグローバル企業という事もありえます。
それでも米国偏重のアセットクラスのバランスを取る為新興国にも投資していきます。新興国株式は現在は割安とも言われていますので仕込み時なのかもしれません
リスク資産の10%程度を想定しています
VWO: FTSE・エマージング・マーケッツETFが当面メインとなります
債券クラス
超長期的には株式が最もリターンを得ているという事実はありますが短中期的の変動を抑える事は長期にわたって投資を継続していく為に重要な要素と考えています。その一環として米国債券を中心に債券ETFも組み入れていきます。当面は10~15%程度で調整し新興国債券も検討していきたいと思います。
基本は以下の債券ETFとしますが債券については株式との相関他、まだまだ理解を深める必要がありそうです
- BND:バンガード米国トータル債券市場ETF
- BLV:バンガード・米国長期債券ETF
米国個別株
基本は大型グロース株が中心となります。枚数は少ないですがAMZN:AMAZONやNVDA:NVIDIAなどのグロース株に投資しています。
リスク資産の5%程度を目安に考えます。選定の理由はAI関連などにより成長が見込めるNVIDIAなどのIT関連企業ですが、AMAZONに関してはこれまでの企業の枠組みを超えた特殊な企業と感じます。以前に運よく投資するチャンスがありながらすぐ手放してしまいましたが再チャレンジです
日本株式
今のところ日本株式に関しては個別株も物色していますが基本は投資信託になります。日本株式関してはアクティブ投信がメインとなっています数年前から保有しているDIAM新興市場日本株ファンドおよびひふみ投信などになります
KEY流ポートフォリオまとめ
- 全世界株式:30 (→25%)
- 全米株式:20 (→15%)
- 米国セクター戦略:15~20%
- 新興国:10~15%
- 債券:10%
- 米国個別:5~10%
- 日本:5%~10%
- REIT:5%~10% (追加)
()は2018年12月改訂
大まかには以上のようになります。気になった色々な投資戦略に手を出し過ぎていて、ちょっと幅広くやりすぎている感じがしますね。
もっとシンプルでいいとも思いますが資産運用・資産形成のコアとしては全世界株式、全米株式、新興国株式、債券のETFや投信で行いつつ米国セクター戦略、米国個別株、日本個別株で投資の醍醐味も味わたいという欲求を満たしたいと思います。
自分の投資戦略に自信が持てるなら集中投資もありだとは思いますが確信はもてませんので半分は世界株式への分散投資しながら残りで多少なりとも超過リターンを得られるように試行錯誤していきます
こで示した銘柄には一通りの投資済みですが現時点でこのアセットアロケーションが出来上がっているわけではなく、まだまだ生活防衛資金を含めた現預金・貯蓄性保険などが大半を占めます。
リスク資産への移行はある程度期間をかけて少しずつ行っていく予定です。
方針転換もあり得ますし景気動向などによっても多少変わると思いますが概ねこのような感じで継続投資していきたいと思います。
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